![]() | 会計学の誕生――複式簿記が変えた世界 (岩波新書) 渡邉 泉 岩波書店 2017-11-22 by G-Tools |
岩波新書から、珍しく会計の本が出るようです。
宣伝文より。
「会計――現代の必須スキルの一つと言われながらもついつい敬遠してしまう。そこで本書は中世イタリアの商人たちの帳簿、近世オランダや近代イギリスの簿記書を紹介しながら、財務諸表の誕生とその本質を探る。複式簿記から、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書まで、800年にわたる会計の世界へようこそ。」
岩波以外の新書では、実務家の書いた会計本は多いと思いますが、学者によるものは、ちくま新書で何冊か出ていた(さっきみたら版元でも在庫切れのようです)のと、新潮新書の時価会計批判本ぐらいでしょうか。(日経文庫には、教科書的なものが何冊かありますが、一般向けとは言いがたいようです。) 歴史だけでなく、現代の会計学のおもしろいトピックを紹介するような新書があればよいのですが、経済学などと違ってそういう本が出ないというのは、需要があまりないのでしょう。(それとも、一般の興味を引くような会計学のトピックがない? 書ける学者がいない?)
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